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ママの胎内で同時に育って産まれた二人のことです。
もともと1つの受精卵が早い時期に2つに分かれてそのまま育っていった一卵性双生児と、2つの別々の受精卵が育っていった二卵性双生児とに分かれます。

一卵性双生児はもともとは1つの受精卵なので男の子と男の子、女の子と女の子というように基本的には同じ性別で産まれ、血液型、DNAも同じです。
(極めて稀に異性一卵性双生児が産まれる場合もあるそうです。)
赤ちゃんのころは顔つきや体格、性格も似ています。
ただ生後の環境によって性格は個々に個性が出てくるので差が出てくることもあります。
また一卵性双生児の中にはミラーツインと呼ばれる利き手が左右に分かれていたり、つむじの撒き方が逆だったり左右対称の特徴を多くもって産まれてくる場合があります。

これに対して、二卵性双生児は別々の受精卵なので顔つきや体格、性格などは兄弟姉妹程度に似ている程度で、性別の同性の組み合わせと男の子と女の子というような異性同士の組み合わせの可能性もあります。


 

一般に多胎妊娠は単胎妊娠よりもリスクが高いと言われますが、リスクの高さは膜性の種類によって大きく変わってきます。

赤ちゃんはおなかの中にいる間は「絨毛膜性(膜性)」で区別しています。絨毛膜とは赤ちゃんのいる部屋の壁のようなもので胎盤が1つなら一絨毛膜性、二つなら二絨毛膜性にと呼びます。
一絨毛膜性の中でさらに1つの羊膜内にいる一絨毛膜一羊膜と、別々の2つの羊膜内にいる一絨毛膜二羊膜に分かれます。

一絨毛膜性は1つの胎盤を共有しているため胎盤内で血液の流れの不均衡が起こるなど二絨毛膜性よりリスクが高めとされ、より慎重に経過をみていく必要があります。


 

赤ちゃんが育ってくると早い時期から子宮の容積いっぱいになり自然と外へ出ようとして単胎妊娠に比べて早産になりやすいです。
そのため小さく生まれた赤ちゃんのためにNICU(新生児集中治療室)などの医療設備の整った病院を選ぶことをお薦めします。

NICUのある大学病院や総合病院は里帰り出産の受け入れをしていない場合があるので、妊娠週数の早いうちから転院しておくほうが安心です。

転院の場合、紹介状を書いてもらえばスムーズに転院できるでしょう。
さらに、未熟児養育医療指定の医療機関だと公費負担になるので確認してみると良いと思います。


 

単胎の妊婦健診は通常6ヶ月までは4週間に1回、7ヶ月〜9ヶ月までは2週間に1回、臨月以降は1週間に1回のペースで行われますが、双子の場合は出産予定日が決まったあとは妊娠初期のころから2週間に1回のペースで健診があります。
そして34週以降になると1週間に1回のペースで健診が行われます。

トラブルに繋がる様なわずかな変化も見逃さないようにするため健診の頻度が多く、診察では毎回、超音波検査で赤ちゃんたちの推定体重、羊水の量、臓器の様子、ママの子宮の長さや子宮口の開き具合まで細かくチェックします。

超音波検査で毎回、目の前で自分の赤ちゃんの様子が確認できるのは双子ママならではの特権です。

また、通常出産間近で行われるNST(おなかの張り具合と赤ちゃんの心拍数を調べる検査)は赤ちゃんたちの発育に差が出てきた場合など何度もすることがあります。
双子妊娠はリスクが高いと言われていますが、やみくもに不安がらず健診・検査をきちんと受けて不安はそのつど解消してきましょう。


 

管理入院とは妊娠中のトラブルを防ぎ、赤ちゃんたちとママが無理をしないように「安静」を目的にした予防的な入院のこと。
ちなみに多胎ママの約70パーセントは管理入院の経験があるそうです。

入院の基準は個々の病院の方針によって異なりますが、早産の兆候や妊娠高圧症などの合併症がある場合、赤ちゃんの発育に異常がある時などに管理入院が必要になってきます。
通常は食事も普通にでき、シャワーを浴びることもできます。管理入院を拘束されていると考えず元気な赤ちゃんを産むために十分に力を蓄えゆっくり休めるのも今のうちと入院生活を楽しんでしまいましょう。

最近では管理入院の必須アイテムとしてポータブルのゲーム機などを持っていくママも多いです。
また、多胎妊娠のママと仲良くなれる良いチャンスではないでしょうか。


 

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